序章 オリンピックとスポーツ・メガイベントの社会学
第1章 「遺産」をめぐる開催地の10年
第2章 「風雪」と「虹と雪」の呪縛―はるかなる札幌オリンピックとその記憶
第3章 「記憶と評価」から見た「遺産」
第4章 スポーツ・メガイベントと地域開発―長野オリンピック開催を支持したのは誰か?
第5章 「遺産」に対する「地元」の評価・意識―交通網整備を中心に
第6章 スポーツ・メガイベントと地方政治―長野オリンピックの政治社会学
第7章 「遺産」としての「一校一国運動」―長野市立徳間小学校の取り組みを中心に
第8章 「遺産」をめぐる葛藤と活用―白馬村の観光産業を中心に
第9章 カーリングネットワークの創出と展開―カーリングの聖地・軽井沢/御代田の取り組み
終章 誰にとってのオリンピック・遺産なのか