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薬と文学―病める感受性のゆくえ

著者:千葉 正昭 
出版社:社会評論社
単行本:261ページ
発売日:2013-10
価格:2376円
分類: ノンフィクション  日本文学研究 
キーワード:   文学  ゆくえ 
薬と文学―病める感受性のゆくえ
       

<マイリスト>

<目次>

有吉佐和子『華岡青洲の妻』―先駆的な麻酔薬を試した女たち
泉鏡花『外科室』―麻酔剤を拒否した伯爵夫人
ブルガーコフ『モルヒネ』(町田清朗訳)―渇仰と至福の万華鏡 医師のモルヒネ体験告白
太宰治『HUMAN LOST』―パビナール中毒作家の苦悩
川口松太郎『媚薬』―黒い丸薬の誘惑 宮内庁侍従の場合
松本清張『点と線』―青酸カリは汚職・心中とよく似合う
川端康成『眠れる美女』―老いのエロスと睡眠薬
村上龍『超伝導ナイトクラブ』―テクノロジーの果ての代謝物質
中島たい子『漢方小説』―都会の孤独と揺らぐ心
リリー・フランキー『東京タワー』―そのとき、オカンは抗がん剤治療を拒んだ
奥田英朗『オーナー』―パニック障害への処方箋
林宏司脚本『感染爆発』(NHKドラマ)―パンデミックをもたらすウイルスの恐怖

<新聞書評>