いい本のまとめ
多くの読者が高く評価しているおすすめの本と書評
  ベスト1000冊

憲法の「空語」を充たすために

著者:内田 樹 
出版社:かもがわ出版
単行本:96ページ
発売日:2014-08-09
分類: 憲法  暮らしの法律 
キーワード: 憲法 
評価 3.9   読者数 2.7
憲法の「空語」を充たすために
       

<マイリスト>

<目次>

1 「日本国民」とは何か
  • 神戸憲法集会について
  • 公務員には憲法尊重擁護義務がある
  • 敗戦国の中での日本の特異性
  • 日本国憲法のもっていた本質的な脆弱性
  • 憲法九条にはノーベル平和賞の資格十分
  • 憲法の主語はそれにふさわしい重みを獲得していない
2 法治国家から人治国家へ
  • 法治から人治への変質
  • 株式会社的マインドが日本人の基本マインドに
  • メディアが方向づけした「ねじれ国会」の愚論
  • 国家の統治者が株式会社の論理で政治を行うことのいかがわしさ
  • 「日本のシンガポール化」趨勢
3 グローバル化と国民国家の解体過程
  • 自民党改憲草案二二条が意味すること
  • グローバル資本主義にとって障害になった国民国家
  • 「日本の企業」だと名乗るグローバル企業の言い分

<内田 樹の本>

<こちらの本も閲覧されています>