第1章 認知資本主義―マクロレジームとしての特徴と不安定性
第2章 労働のゆくえ―非物質的労働の概念をめぐる諸問題
第3章 認知資本主義と創造都市の台頭
第4章 コモンにおける真正性の試験と評価―テロワール・ワインと有機農産物を事例に
第5章 企業と動態能力―日本企業の多様性分析に向けて
第6章 コーチングという装置―認知資本主義における労務管理?
第7章 クリエイターの労働と新しい地域コミュニテイ
第8章 ドイツの労働組合による組織化戦術の新展開
第9章 「継続的本源的蓄積」としての研究開発―ネオコロニアリズムと研究者のプレカリアート化の関係について
第10章 認知資本主義と統治―貨幣が国家から離れるとき