序章 人種という枷、人種という絆
第1章 黒人法律家が夢見た「メルティング・ポット」と「メリトクラシー」―ジョージ・L.ラフィン(一八三四‐八六)、アーチボールド・H.グリムケ(一八四九‐一九三〇)
第2章 黒人は「愛国者」たり得るのか?―ジェームズ・H.ウルフ(一八四七‐一九一三)
第3章 アフリカに真の「アメリカ」を作る―アレクサンダー・クランメル(一八一九‐九八)
第4章 「無色」中立のデータで「黒人」の資質を証明する―モンロー・N.ワーク(一八六六‐一九四五)
第5章 「人種」を否定する「黒人」活動家―ウィリアム・モンロー・トロッター(一八七二‐一九三四)
第6章 黒人「保守」派を何を守ろうとしたのか?―シェルビー・スティール(一九四六‐)、グレン・ラウリー(一九四八‐)
終章 「人種」という虚構、「人種」という希望