序章 最新動向を読み解く基本概念は何か―本書のねらいと構成
第1章 情報経済学の基礎で現在を考える―純粋な市場から現実の市場へ
第2章 情報化社会はどう展望されてきたか―未来論から現実論へ
第3章 生産性論争とは何か―ソロー・パラドックスとニュー・エコノミー論
第4章 なぜ情報が問題になるのか―分業のメリットとデメリット
第5章 コースの法則で企業改革を考える―「企業と市場」の境界に何が起きるか
第6章 ネットワークの経済性とは何か―情報化社会の企業組織と産業組織
第7章 なぜ制度改革が求められるのか―技術革新を受け入れる仕組み
第8章 情報化は雇用にプラスかマイナスか―技術と雇用と教育の関係