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ナチス・ドイツと〈帝国〉日本美術: 歴史から消された展覧会 (シリーズ近代美術のゆくえ)

著者:安松 みゆき 
出版社:吉川弘文館
単行本:256ページ
発売日:2016-01-29
価格:4860円
分類: 東洋・日本美術史 
キーワード: ナチス  ドイツ  帝国  日本  美術  歴史  展覧会 
ナチス・ドイツと〈帝国〉日本美術: 歴史から消された展覧会 (シリーズ近代美術のゆくえ)
       

<マイリスト>

<目次>

1 ドイツの日本美術受容
  • 日本美術受容のドイツ的特質
  • 浮世絵・工芸から絵画・彫刻へ
  • 民族学博物館から美術館へ
  • キュンメルと本格的な日本美術展への切望
2 伯林日本古美術展とその開催経緯
  • 成功を約束された展覧会
  • 展示作品の特徴
  • “嵯峨天皇御影”の日本返還
  • ロンドンの中国芸術国際展の衝撃
  • 幻の倫敦日本古美術展覧会―古美術展はベルリンへ
3 ヒトラーと雪村筆『風濤図』
  • 『風濤図』報道に生じた日独間の乖離
  • 『わが闘争』の不都合な日本観
  • ドイツの美術史と“風濤図”
4 ドイツのメディアが報じた伯林日本古美術展
  • 資料について
  • 時系列で見る報道・論評の変化
  • 展覧会は専門化によってどのように語られたか
  • 掲載写真と絵葉書に見るドイツ側の評価
  • ニュース映画における伯林日本古美術展

<新聞書評>

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