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国体論はなぜ生まれたか―明治国家の知の地形図 (MINERVA 歴史・文化ライブラリー)

著者:米原 謙 
出版社:ミネルヴァ書房
単行本:300ページ
発売日:2015-05-15
価格:3456円
分類: 東洋思想  明治・大正  日本史一般 
キーワード: 明治  国家   
国体論はなぜ生まれたか―明治国家の知の地形図 (MINERVA 歴史・文化ライブラリー)
       

<マイリスト>

<目次>

序章 国体論という磁場
  • 国体論とは何だったのか
  • 本書の課題
第1章 「国体」の発見
  • 「国体」とは何か
  • 「国体」の発見
  • ペリー来航と構造的磁場の形成 ほか
第2章 神々の欲望と秩序―幕末国学の国体論
  • 本居宣長が残したもの
  • 秩序への模索―冨士谷御杖と平田篤胤
  • 幕末期の国学 ほか
第3章 「地球上絶無稀有ノ国体」を護持するために―岩倉具視の構想
  • なぜ岩倉具視なのか
  • 王政復古への道
  • 立憲制にむかって ほか
第4章 自由民権運動と明治初期の言論空間
  • 自由民権運動と国体論
  • 新しい政治意識―「安民」から「幸福」へ
  • “読む”人々と“演説”する人々 ほか
第5章 歴史認識をめぐる抗争―明治二〇年代の国体論
  • 国民的記憶と国体論
  • 久米邦武「神道祭天古俗」事件
  • 開国をめぐる論戦―『開国始末』とその批判 ほか
第6章 裕仁皇太子の台湾行啓―「一視同仁」の演出
  • 行啓をどのように読み解くか
  • 台湾統治の構造と田健治郎
  • 摂政・皇太子裕仁の台湾行啓 ほか

<新聞書評>

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