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誕生のインファンティア――生まれてきた不思議・死んでゆく不思議・生まれてこなかった不思議

著者:西平 直 
出版社:みすず書房
単行本:280ページ
発売日:2015-04-23
価格:3888円
分類: 生涯教育  倫理学  教育学 
キーワード: 誕生  不思議 
誕生のインファンティア――生まれてきた不思議・死んでゆく不思議・生まれてこなかった不思議
       

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<目次>

プロローグ 誕生の不思議
1 死の不思議から誕生の不思議へ
  • 子どもの頃、死をどう感じていたか―子どもの頃の「死のイメージ」
  • 本当は兄弟がいた―夭折した姉妹・生まれてこなかった兄弟
2 赤ちゃんはどこから来たか―誕生の謎
  • お母さんのおなかと赤ちゃん―赤ちゃんは出てきたのか、運ばれてきたのか、拾われてきたのか
  • 「僕は卵を産んだことがある」―少年ハンス(フロイト
生まれる前、僕はどこにいたの(M・クライン)
精子と卵子の結合という「知識」―知りたいけど知りたくない)
3 なぜ私を生んだのか―自分の出生・出生の偶然
  • 出自とアイデンティティ―本当の父親ではなかった
  • 未生怨―なぜ私を生んだのか
  • 被投性と偶然性―気がついた時には、もう、いた
  • 出生性―始まりと感謝
4 生まれてこないということ―不生・未出現・潜勢力
  • ファラーチ『生まれなかった子への手紙』
  • 「対象a」―『生まれなかった子どもへの手紙』を読む視点(1
「未出現」―『生まれなかった子どもへの手紙』を読む視点(2)
「生まれてこない」という存在の仕方―「不生」(盤珪弾師)と「潜勢力」(アガンベン))
エピローグ 自分が生まれてこないこともありえた―「自分がいる」ということ

<新聞書評>

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