いい本のまとめ
多くの読者が高く評価しているおすすめの本と書評
  ベスト1000冊

吉田茂とその時代

著者:岡崎 久彦 
レーベル: PHP文庫
出版社:PHP研究所
文庫:420ページ
発売日:2003-11
分類: 昭和・平成  日中・太平洋戦争  日本史一般 
キーワード: 吉田    時代 
評価 3.6   読者数 2.5
吉田茂とその時代
       

<マイリスト>

<目次>

敗者日本の扱い―無条件降伏とは勝者による敗者の完全征服であった
東久邇宮内閣とマッカーサー―天皇制保全のため日本人はいかなる屈辱にも耐えた
自由とデモクラシーの復活―幣原は日本人の手による再建と改革に情熱を傾けた
勝者の心理と論理―占領政策は日本徹底改革論と対ソ戦略論に分かれた
幣原の苦悩―一月二十四日、幣原はマッカーサーと何を話したのか
吉田茂の登場―主義、思想とは無縁の外交官が首相になるまで
第一次吉田内閣―食糧問題と農地改革に尽力し新憲法を公布するまで
東京裁判(その一)―「極東国際軍事裁判の判決は史上最悪の偽善です」(ウイロビー)
東京裁判(その二)―判決の歴史観に対して正面から反論した二人の識見
占領軍の絶対権力―追放と言論統制が日本人の精神構造に深い傷を遺す
潮の変り目―敗戦直後「赤旗の海」だった日本が復興の道を歩むまで
再軍備のパラドックス―吉田茂はマッカーサーの方針を忠実に守りつづけた
公正な日本近代史を阻むもの―憲法第九条と東京裁判史観

<別版>

<岡崎 久彦の本>