終わりでもある始まり
テレージエンシュタットからアウシュヴィッツへ
「家族収容区」の最終撤去
一九四四年秋、アウシュヴィッツ―亡霊の都
記憶の光景をめぐる所見と当惑
ガス室の前で残された三つの詩
死の都の衛星都市への旅
私だけの神話の風景―閉ざされた慈悲の門
渡れない川と「掟の門」
歴史と記憶の追及
夢 プラハのユダヤ人地区と大いなる死―二〇〇三年七月二十八日の日記より
時の中で凍りついた医師メンゲレ―二〇〇一年一月二十二日の日記より
神の嘆き―二〇〇二年八月十七日と二〇〇二年十一月十五日の日記より
補遺 絶滅収容所のゲットー―ホロコースト時代のユダヤ社会とその限界