第1章 格差という病―ピケティ『二一世紀の資本論』に欠けているもの
第2章 有限責任という病―J.S.ミル、アダム・スミス、マルクスの株式会社論
第3章 買収、合併という病―巨大株式会社の二〇世紀
第4章 巨大化という病―危機に陥った株式会社
第5章 支配という病―会社は誰のものか?
第6章 法人という病―会社はヒトではない、モノでもない
第7章 金融資本という病―「会社を売買する」とはどういうことか?
第8章 無責任という病―企業に社会的責任があるのか
第9章 全体主義という病―「会社人間」の時代は終わった
第10章 資本主義という病―新しい企業システムを求めて