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ロシア・ウクライナ戦争 歴史・民族・政治から考える

著者:松里 公孝  大串 敦  浜 由樹子  遠藤 誠治 
出版社:東京堂出版
単行本:376ページ
発売日:2023/09/25
価格:4180円
ロシア・ウクライナ戦争 歴史・民族・政治から考える
       

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<目次>

第1章 総論―背景と展開(塩川伸明)
  • 背景
  • 展開
第2章 ルーシの歴史とウクライナ(松里公孝)(ルーシ世界の形成(九‐一二世紀)
東西ルーシの分裂(一三‐一四世紀)
教会合同とルーン世界の変容(一五世紀)
ポーランドとカトリックの攻勢
ゲームチェンジャーとしてのコサック
ルーシ正教会の再統一
ルーシの再統一(一八世紀)
一九世紀ロシア帝国下のウクライナ)
第3章 現代ウクライナの政治―脆弱な中央政府・強靭な地方政府(大串敦)
  • なぜ脆弱な中央政府が生まれたのか
  • 地方閥が競合する体制
  • ユーロマイダン革命とドネツィク閥の解体
  • ポロシェンコ政権―東部エリート分裂と反ロシア・カード
  • ゼレンシキー政権―ポピュリストポピュリスト体制誕生の背景
  • ロシア侵攻後のウクライナ
第4章 「歴史」をめぐる相克―ロシア・ウクライナ戦争の一側面(浜由樹子)
  • ウクライナと「ウクライナ史」
  • ウクライナとロシアの歴史認識問題
  • 歴史の政治紛争化
  • ロシアとウクライナのミラー・ゲーム
第5章 自由主義的国際秩序とロシア・ウクライナ戦争―正義と邪悪の二分法を超えて(遠藤誠治)
  • 課題の設定―ロシア・ウクライナ戦争を考える視角
  • 自由主義的国際秩序とは何か
  • 冷戦後の安全保障体制
  • グローバリゼーションの中の体制移行
  • 冷戦後の国際秩序の問題点

<新聞書評>