いい本のまとめ
多くの読者が高く評価しているおすすめの本と書評
  ベスト1000冊

江戸の想像力―18世紀のメディアと表徴

著者:田中 優子 
出版社:筑摩書房
単行本:283ページ
発売日:1986-09
分類: 日本史一般 
キーワード: 江戸  想像力  世紀  メディア 
評価 3.6   読者数 2.6
江戸の想像力―18世紀のメディアと表徴
       

<マイリスト>

<目次>

第1章 金唐革は世界をめぐる―近世を流通するもの
  • 世紀末天明様態
  • 天明元年のかばやき
  • 金唐革は世界をめぐる
  • 紙から見た美術史
  • 本草学は借金錬金術
  • 源内伝説と密貿易
第2章 「連」がつくる江戸18世紀―行動本草学から落語まで
  • 動く本草学へ
  • 俳諧のネットワーク
  • 作ったものの連・作る場の連
  • 狂歌連と落語
  • 連の生み出したもの―解体新書・東錦絵・銅版画
第3章 説話の変容―中国と日本の小説
  • 宋の説話人
  • 俗文学の流入
  • 呼び起こされる神々
  • 浮世草子『白娘子永鎮雷峰塔』の世界
  • 生命的なるものをめぐって
第4章 世界の国尽し―近世の世界像
  • はなしと江戸文学
  • 近世世界地図遍歴
  • マテオ神父の冒険
  • 白石の懐疑
  • 複数の世界像
  • 羅列の形式―尽し・競へ・道行・双六・絵巻
第5章 愚者たちの宇宙―『春雨物語』の世界
  • 列挙が可能にするもの
  • 意味づけからの奔走
  • 境界を生きる者たち―愚者・悪漢・人間もどき
  • 源内と秋成―江戸18世紀の両極

<別版>

<田中 優子の本>