- おれたちはまっ裸よ。それなのに、そのことに気づいてもいないんだ
- 大声でいうんだ、おまえは黒い、そして誇り高いと
- 離婚したことが、あたしを支えてきたのよね
- わたしはもし自分が五倍くらい黒くなれるなら、どんなことだってすると思ったものだった
- じつをいえば、白人がそれほどたいした人たちだと思ったことはなかったのね
第2章 あんた、ブルースなんていったって、ただの唄じゃないか―刑務所から外を見る
- 刑務所の仕事―臨床心理医としてのジュリエット
- 女たちの家―刑務所をたずねる
- あたしはあたしの主になりたいんだから!―ブレンダの物語
- 牢獄は出たけれど、わたしの中の牢獄をまだ追い出すことができない―ウィルマの物語
特別収録 十三のとき、帽子だけ持って家を出たMの話