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ブルースだってただの唄

著者:藤本 和子 
レーベル: ちくま文庫
出版社:筑摩書房
文庫:320ページ
発売日:2020/11/12
価格:990円
分類: 日本のエッセー・随筆 
キーワード: ブルース  ただ   
評価 4.0   読者数 2.5
ブルースだってただの唄
       

<マイリスト>

<目次>

第1章 たたかいなんて、始まってもいない
  • おれたちはまっ裸よ。それなのに、そのことに気づいてもいないんだ
  • 大声でいうんだ、おまえは黒い、そして誇り高いと
  • 離婚したことが、あたしを支えてきたのよね
  • わたしはもし自分が五倍くらい黒くなれるなら、どんなことだってすると思ったものだった
  • じつをいえば、白人がそれほどたいした人たちだと思ったことはなかったのね
討論 たたかいは終わっただなんて。まだ始まってもいないのに!
第2章 あんた、ブルースなんていったって、ただの唄じゃないか―刑務所から外を見る
  • 刑務所の仕事―臨床心理医としてのジュリエット
  • 女たちの家―刑務所をたずねる
  • あたしはあたしの主になりたいんだから!―ブレンダの物語
  • 牢獄は出たけれど、わたしの中の牢獄をまだ追い出すことができない―ウィルマの物語
エピローグ そして、わたしを谷へ行かしめよ―ある黒人女性の百年の生
特別収録 十三のとき、帽子だけ持って家を出たMの話

<藤本 和子の本>

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