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武士の起源を解きあかす――混血する古代、創発される中世

著者:桃崎 有一郎 
レーベル: ちくま新書
出版社:筑摩書房
新書:334ページ
発売日:2018-11-06
分類: 日本史一般 
キーワード: 武士  起源  古代  創発  中世 
評価 3.6   読者数 2.6
武士の起源を解きあかす――混血する古代、創発される中世
       

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<目次>

序章 武士の素性がわからない
第1章 武士成立論の手詰まり
第2章 武士と古代日本の弓馬の使い手
第3章 墾田永年私財法と地方の収奪競争
第4章 王臣家の爆発的増加と収奪競争の加速
第5章 群盗問題と天皇権威の転落
第6章 国司と郡司の下剋上
第7章 極大点を迎える地方社会の無政府状態―宇多・醍醐朝
第8章 王臣子孫を武士化する古代地方豪族―婚姻関係の底力と桎梏
第9章 王臣子孫を武士化する武人輩出氏族―「将種」への品種改良
第10章 武士は統合する権力、仲裁する権力
第11章 武士の誕生と滝口武士―群盗問題が促した「武士」概念の創出
終章 武士はどこから生まれてきたか―父としての京、母としての地方

<桃崎 有一郎の本>

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