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紅白歌合戦と日本人 (筑摩選書)

著者:太田 省一 
出版社:筑摩書房
単行本:350ページ
発売日:2013-11-13
価格:1836円
分類: タレント本  演劇 
キーワード: 日本人 
紅白歌合戦と日本人 (筑摩選書)
       

<マイリスト>

<目次>

序 私たちはなぜ、「紅白」を見続けるのか
第1章 復興のなかの「紅白歌合戦」
  • 敗戦ショックと「紅白」の誕生
  • 歌う女たち―占領期の歌謡曲
  • 都会のムードと望郷の思い―高度経済成長期の歌謡曲
  • 「紅白」が「国民的番組」となるとき
  • マイホームと故郷のあいだで―永六輔の登場
  • 一九六三年「紅白」の高揚―テレビが作り出す“日本”
第2章 豊かさのなかの「紅白歌合戦」
  • 勝利するテレビと美空ひばりの“落選”
  • 新しい音楽と“脱‐安住の地”―フォーク、ロック、ニューミュージックの台頭
  • 歌謡曲のニューウエーブ―「一億総中流」時代の心象風景
  • 「紅白」というホームドラマ
  • 「熱愛」と「引退」―ワイドショー化する「紅白」
  • 転換期の「紅白」―『熱き心に』と歌謡曲の衰退
第3章 喪失と再生―八〇年代後半‐二〇〇〇年代の「紅白」
  • 「紅白」生中継が映す“日本”―長渕剛、中島みゆき、そして戦後史
  • 「ホームレス」であるということ―Jポップと分散化するコミュニティ
  • “安住の地”の未来形―アニソンと初音ミク
  • 童謡が「紅白」トリとなるとき
  • 遊び場となった「紅白」―パロディと乱入ゲーム
  • アイドルという希望―キャラクターの時代とSMAP
終章 3・11以後の「紅白歌合戦」―新たな“安住の地”へ

<新聞書評>

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