はじめに―みんなと同じでいることが少しつらい人へ
1章 この社会の中で「自分」を失わずに生きるための「個人主義」とは
2章 「みんなと同じ」から離れる勇気―ひとり歩きする自分を見すえて
3章 自分の中にある2つの「自分」との向き合い方―ラカンとフロムに学ぶ
4章 「自分」の基準を外すということ―老子と荘子に学ぶ
5章 あるがままの「自分」に向き合う―モンテーニュとパスカルに学ぶ
6章 おのずから「自分」は生まれる―鈴木大拙と西田幾多郎に学ぶ
最終章 「自分」を解き放つということ―ふたたび漱石へ
おわりに―自分の価値を自分で決める生き方