第1章 京都大学合格基準―入試問題から、京大が求める人材を考える(京大からノーベル賞受賞者が生まれる理由「玩具のシンボル価値」(澁澤龍彦)
旅立つ息子に語る「真の教養」「ローマへ旅立つ息子に」(野上弥生子) ほか)
第2章 文化を読解するための3問(東洋と西洋の狭間で嘆く男の物語「妄想」(森鴎外)
今、甦る「文学の起源」「物語る声を求めて」(津島佑子) ほか)
第3章 人生について深く洞察するための3問(本当の「絶望」とは何か「望郷と海」(石原吉郎)
「時の忘れ物」を探す追憶の旅「失われた時代」(長田弘) ほか)
第4章 近代文語文で論理力を鍛えるための2問(「欲望」に呑みこまれる時代「学問のすゝめ」(福沢諭吉)
君に「親友」はいるか「南京新唱序」(山口剛))