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大震災後の日本経済ーー100年に1度のターニングポイント

著者:野口 悠紀雄 
出版社:ダイヤモンド社
単行本(ソフトカバー):248ページ
発売日:2011-05-13
価格:1620円
キーワード: 日本  経済  ターニングポイント 
大震災後の日本経済ーー100年に1度のターニングポイント
       

<マイリスト>

<目次>

第1章 復興にかかる厳しい供給制約
  • 今後の経済制約は、供給面にある
  • きわめて深刻な電力制約
  • 投資が増えるのに生産を拡大できない
  • 円高も増税も拒否すればインフレになる
  • これまでの経済ショックとの違い
第2章 電力消費抑制に価格メカニズムの活用を
  • 価格か統制か
  • 提言1:法人のピーク時需要抑制
  • 提言2:家庭のピーク時需要抑制
  • どの程度の引き上げが必要か
  • 提言3:税による需要抑制
  • 統制経済の復活を許してはならない
第3章 当面の復興財源をどこに求めるか
  • 復興財源の方向付けが何もなされていない
  • この機会に財政構造の徹底的見直しが必要
  • 法人税減税はもともと必要なかった
  • 復興財源に奇策はあり得ない
第4章 国債に頼ればインフレになる
  • 巨額の国債に頼っていた日本の財政
  • これまで国債はどのように消化されてきたか
  • 復興財源を国債に求めた場合の破たんのシナリオ
第5章 震災後日本経済のブループリント
  • 工場を西に、サービスを東に
  • 脱工業化経済の確立をめざす
  • 一ドル=五〇円台でも揺るがない経済を作る
  • 資産大国として生きる

<新聞書評>

<野口 悠紀雄の本>