第1部 アダムスが見た世界と日本(イギリス人がなぜオランダ船でやってきたのか―アダムスのドーヴァー海峡対岸への眼差し(小川秀樹)
アダムスとカトリック勢力―アダムスが日本をスペインの侵略から救ったのか(森良和)
平戸イギリス商館と幕府・平戸領主との権力関係―「按針」が生きた「代替り」(鍋本由徳) ほか)
第2部 アダムスは卓越した航海士か、有能な貿易家か(「提督」向井政綱・忠勝とアダムス(小川雄)
アダムス作製の日本地図―蝦夷、北方航路との関連で(森良和)
オランダ商館のためにも尽力した「按針」―新出按針宛書状4通の分析を通じて(フレデリック・クレインス) ほか)
第3部 日本に骨を埋めたアダムスのルーツを探る(伝三浦按針墓出土の人骨を鑑定して(松下孝幸・松下真実)
「伝按針墓の遺骨」のDNA分析―遺骨はかく語りき(水野文月)
アダムスの出自の謎を読み解く―按針は「青い目のサムライ」か(小川秀樹) ほか)