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「日米合同委員会」の研究:謎の権力構造の正体に迫る (「戦後再発見」双書5)

著者:吉田 敏浩 
出版社:創元社
単行本:336ページ
発売日:2016/12/22
価格:1650円
分類: アメリカ  国際政治情勢  外交・国際関係  政治入門  日米安全保障  昭和・平成  米軍基地  軍事 
キーワード:   委員会  研究    権力  構造  正体 
評価 3.7   読者数 2.5
「日米合同委員会」の研究:謎の権力構造の正体に迫る (「戦後再発見」双書5)
       

<マイリスト>

<目次>

1 日米合同委員会とは何か
  • 銃を持った日本人警備員のいる都心の米軍基地
  • 日本のエリート官僚とアメリカの高級軍人が集う合同委員会 ほか
2 なぜ日本の空は、いまでも米軍に支配されているのか
  • 「横田空域」―目に見えない空の壁
  • 「横田空域」の法的根拠を開示しない日本政府 ほか
3 日本占領管理はどのようにして継続したのか―「占領管理法体系」から「安保法体系」へ
  • 米軍の特権を認めた日米行政協定
  • 日米合同委員会の前身にあたる予備作業班 ほか
4 最高裁にもあった裏マニュアル
  • 『最高裁部外秘資料』に載っていた密約
  • 民事裁判権に関する秘密合意 ほか
5 密室の協議はこうしておこなわれる―富士演習場をめぐる密約
  • 米軍による富士演習場の優先使用権密約
  • アメリカ議会の議事録から明らかになった密約の存在 ほか

<吉田 敏浩の本>