第1部 名著に学ぶ―私に影響を与えた書物
- 戦後史学の生みの親―大塚久雄『近代欧州経済史序説』
- 戦後史学への挑戦―越智武臣『近代英国の起源』
- 新しいパラダイムの形成―川北稔『工業化の歴史的前提―帝国とジェントルマン』
- 歴史家の姿勢―E・H・カー『歴史とは何か』
- 構造史家から文化史家へ―堀米庸三『中世国家の構造』から『中世の光と影へ』
- 海事史の最高傑作のひとつ―デヴィド・カービーほか『ヨーロッパの北の海―北海とバルト海の歴史』
- 経済制度から歴史をみる―D・C・ノースほか『西欧世界の勃興―新しい経済史の試み』
- 現代社会を見る眼―I・ウォーラーステイン『近代世界システム』第一?四巻
- プロト工業化とは何だったのか―全体を見る目とプロト工業化
- 日本語で書くということ―英語の時代に日本語で書くことの意義
- ふたたび、歴史とは何か―史料との関係から
- ヨーロッパ史と異文化間交易―ヨーロッパはどうやって対外的拡張をしたのか
- 重商主義とイギリス―イギリス帝国のあり方