第1部 原発と核兵器
- 核アポカリプス不感症の現状―ギュンター・アンダースから福島第一原発事故後の状況を考える
- 原子力発電と核兵器の等価性―フーコー的「権力=知」の視点から
- 絶滅技術と目的倒錯―モンテスキュー、ナンシーから原子力=核技術を考える
- 低線量被曝とセキュリティ権力―「しきい値」イデオロギー批判
- 予告された事故の記録―「安全」イデオロギー批判1
- ノーマル・アクシデントとしての原発事故―「安全」イデオロギー批判2
- 電源三法と地方の服従化
- 『原発切抜帖』が描く構造的差別
- 構造的差別の歴史的「起源」―電力、二大国策、長距離発送電体制
- 足尾鉱毒事件と構造的差別
- 回帰する公害、回帰する原発事故
- 公害、原発事故、批判的科学