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脱原発の哲学

著者:佐藤 嘉幸  田口 卓臣 
出版社:人文書院
単行本:460ページ
発売日:2016-02-25
価格:4212円
分類: 核・原発問題 
キーワード: 原発  哲学 
脱原発の哲学
       

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<目次>

序論
第1部 原発と核兵器
  • 核アポカリプス不感症の現状―ギュンター・アンダースから福島第一原発事故後の状況を考える
  • 原子力発電と核兵器の等価性―フーコー的「権力=知」の視点から
  • 絶滅技術と目的倒錯―モンテスキュー、ナンシーから原子力=核技術を考える
第2部 原発をめぐるイデオロギー批判
  • 低線量被曝とセキュリティ権力―「しきい値」イデオロギー批判
  • 予告された事故の記録―「安全」イデオロギー批判1
  • ノーマル・アクシデントとしての原発事故―「安全」イデオロギー批判2
第3部 構造的差別のシステムとしての原発
  • 電源三法と地方の服従化
  • 『原発切抜帖』が描く構造的差別
  • 構造的差別の歴史的「起源」―電力、二大国策、長距離発送電体制
第4部 公害問題から福島第一原発事故を考える
  • 足尾鉱毒事件と構造的差別
  • 回帰する公害、回帰する原発事故
  • 公害、原発事故、批判的科学
結論 脱原発の哲学

<新聞書評>

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