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「日本らしさ」の源流 (日本史から見た日本人)

著者:渡部 昇一 
出版社:祥伝社
単行本:300ページ
発売日:1989-05
分類: 日本史一般 
キーワード: 源流 
評価 3.7   読者数 2.5
「日本らしさ」の源流 (日本史から見た日本人)
       

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<目次>

1章 神話に見る「日本らしさ」の原点―古代から現代まで、わが国に脈々と受け継がれたもの
  • 日本文化―その独自性の淵源
  • 実証万能主義・戦後史学の陥穽
  • 「日本の神」と「ゲルマンの神」の同質性
  • 「神道」は、果たして「低級宗級」か
  • 日本的アイデンティティの出発点
  • 「伝統への敬意」こそ民主主義の精神
2章 上代―「日本らしさ」現出の時代―“異質の文化”を排除しない伝統は、この時代に確立をした
  • 「和歌」の前に平等な日本人
  • 聖徳太子に見る「日本らしさ」
  • 用明天皇が果たした歴史的役割
  • 「カミ」と「ホトケ」の共存共栄
  • 日本的律令制度の展開
  • 記紀・万葉と漢文学の関係
3章 平安朝―女性文化の確立―日本における「成熟社会」の典型は、ここにある
  • 和歌に見る文化的洗練の達成
  • 遣唐使廃止―内的成熟の涵養
  • 平安仏教―オカルテズムの定着
4章 鎌倉期―男性原理の成立―この時代、日本社会は「柔から剛」へと激変した
  • 武家文化の本質とは何か
  • 主権在民を確立した北条泰時
  • 男性社会における「女の道」
  • 禅宗が広めた自助・自立の精神
  • 知識がはじめて価値を持ったとき

<別版>

<渡部 昇一の本>