いい本のまとめ
多くの読者が高く評価しているおすすめの本と書評
  ベスト1000冊

サウンドとメディアの文化資源学: 境界線上の音楽

著者:渡辺裕 
出版社:春秋社
単行本:568ページ
発売日:2013-10-22
価格:4536円
分類: 音楽学・音楽教育学 
キーワード: メディア  文化  境界線上  音楽 
サウンドとメディアの文化資源学: 境界線上の音楽
       

<マイリスト>

<目次>

総論 「文化」としての音を考えるために―文化資源、聴覚文化、メディア
  • 「ある」音楽から「なる」音楽へ
  • 「音楽」から「文化資源」へ
  • 「サウンドスケープ」から「聴覚文化」へ
1 伝承と保存の力学
  • “都ぞ弥生”の「戦後史」―交錯する複数の「正統性」
  • 「土着化」のもう一つの顔―ジンタとチンドンの「再発見」をめぐる言説
2 民謡の文化資源学
  • 「正調」とはなにか?―“江差追分”の歴史にみる民謡の「正統性」をめぐる力学
  • 「民謡の旅」の誕生―松川二郎にみる昭和初期の「民謡」表象
  • 「国民文化」の戦後―宝塚歌劇の「日本民俗舞踊」シリーズにみる民謡と民踊
3 境界線上のレコード・メディア
  • 「語り」のメディアとしてのレコード―「映画説明」レコードとその周辺
  • 「ソノシート」のひらいた文化―文字メディアと音声メディアのはざまで
4 「環境の音」の文化(「鉄ちゃん」のサウンドスケープ―「懐かしいSLの音」と「音鉄」のはざまで)

<新聞書評>

<渡辺裕の本>

<こちらの本も閲覧されています>