座して平和は守れず―田母神式リアル国防論
著者:
田母神 俊雄
出版社:幻冬舎
単行本:222ページ
発売日:2009-05
分類:
軍事
キーワード:
平和
リアル
国防論
評価
3.7
読者数
2.5
<マイリスト>
<目次>
1 世界があきれるほどスキだらけ、日本の国防
- 「これだけはできない」軍隊、「これしかできない」自衛隊
- 集団的自衛権とは何か攻撃されても「戦争放棄」するのか
- 海賊を撃退するにも、面倒な手続きが必要
- 泥臭い陸自が、空自・海自より人気がある
- 国民の楯になる軍人が尊敬されなくて国は守れるのか
- テロ戦争への協力よりも「拉致テロ」の解決を
- 専守防衛では凶悪テロに対処できない
- 軍人は戦争が嫌いである
- アメリカ軍人は政治的発言ができる
- 国を守る気のない官僚のことなかれ主義
2 戦争より怖い、無知・無防備な外交
- 平和憲法のおかげで平和という大嘘
- カネは出しても軍は出さない
- アメリカを信頼しきると痛い目にあう
- 核のない不安な世界と、核がある平和な世界
- 日本も核武装するべきである
- 佐藤元首相のノーベル平和賞には裏がある?
- 友好国は必ず裏切ると覚悟せよ
- マスコミの反戦報道に踊らされるな
- 愛国心を持って考えれば、したたかにならざるを得ないはず
3 それでも国を守る「自衛隊」
- 自衛隊はもっともモラルの高い組織
- 米軍基地を守るために創られた自衛隊
- 島国・日本に合った陸海空軍の比率がある
- ミサイル防衛は一発のために配備する
- 衛星で「見ている、知っている」という抑止力
- 戦闘機が一時間飛ぶと二百万円もかかる
- クラスター爆弾禁止の大きな誤り
- 私心を捨てる「49対51の法則」
- 指揮官が部下を信じて任せる「80対20の法則」
- 今こそノーブレス・オブリージを
- 飛行機の整備と同じく人間の整備も必要
- 新隊員教育三ヶ月コースの特訓メニュー
4 テロ攻撃・北朝鮮問題 一触即発の世界情勢
- 日本でのサミット会場がテロに襲われたら?
- 相手を見ない独りよがり国防費では
- アメリカは兵器で世界をコントロールしている
- 先端技術は横取りされっぱなし
- 自衛隊が北朝鮮を研究するのは当然
- 平時のシュミレーションで非常時に備える
- 法律でガチガチに縛られた治安出動
- 自衛隊の将官が向かう二つの戦場
5 「戦争」とは何か、「侵略」とは何か
- 人間の歴史は戦争の繰り返し
- 侵略か防衛かを決めるのは誰か
- 戦勝国が書く歴史にすべて書き変えられる
- あいまいな国際法が世界のルールを決めている
- 勝者が敗者を裁く東京裁判は違法
- 東京大空襲も原爆投下も最大の国際法違反
- 講和条約は「示談」なのに、なぜ蒸し返すのか
- 日本は韓国を侵略したのか、冷静に見てほしい
<田母神 俊雄の本>