近現代日本の民間精神療法: 不可視なエネルギーの諸相
<マイリスト>
<目次>
1 流入する科学的エネルギーとヨーガ
- 物理療法の誕生―不可視エネルギーをめぐる近代日本の医・療・術
- 松本道別の人体放射能論―日本における西欧近代科学受容の一断面
- ウィリアム・ウォーカー・アトキンソン―別名、ヨギ・ラマチャラカ
2 産み出す“気”と産み出される“思想”
- 政教分離・自由民権・気の思想―川合清丸、吐納法を以て天下国家を平地す
- 玉利喜造の霊気説の形成過程とその淵源―伝統と科学の野合
- 霊術・身体から宗教・国家へ―三井甲之の「手のひら療治」
- 活元運動の歴史―野口整体の史的変容
3 還流するレイキ
- 大正期の臼井霊気療法―その起源と他の精神療法との関係
- 臼井霊気療法からレイキへ―トランス・パシフィックによる変容
- 「背景化」するレイキ―現代のスピリチュアル・セラピーにおける位置づけ
4 民間精神療法主要人物および著作ガイド
- 萌芽期一八六八?一九〇三年
- 精神療法前期一九〇三?一九〇八年
- 精神療法中期一九〇八?一九二一年
- 精神療法後期一九二一?一九三〇年
- 療術期一九三〇?一九四五年
<新聞書評>
<こちらの本も閲覧されています>