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文学こそ最高の教養である

著者:駒井稔  光文社古典新訳文庫編集部 
レーベル: 光文社新書
出版社:光文社
新書:600ページ
発売日:2020/07/15
価格:1540円
分類: 日本文学研究  文学史 
キーワード: 文学  最高  教養 
評価 3.8   読者数 2.8
文学こそ最高の教養である
       

<マイリスト>

<目次>

フランス文学の扉
  • プレヴォ『マノン・レスコー』 自由を求め、瞬間に賭ける―フランス恋愛小説のオリジン
  • ロブ=グリエ『消しゴム』 戦争体験に裏打ちされた、ヌーヴォー・ロマンの方法論 ほか
ドイツ文学の扉
  • トーマス・マン『ヴェネツィアに死す』『だまされた女/すげかえられた首』 謹厳な作家が描くエロスの世界・三部作
  • ショーペンハウアー『幸福について』 天才哲学者の晩年のエッセイはなぜベストセラーになったのか?
英米文学の扉
  • デフォー『ロビンソン・クルーソー』 百カ国以上で訳された「イギリス最初の小説」の持つ魅力
  • オルダス・ハクスリー『はずらしい新世界』 『一九八四年』と並ぶ、元祖「ディストピア小説」を読み解く ほか
ロシア文学の扉
  • ナボコフ『カメラ・オブスクーラ』『絶望』 『ロリータ』の作家が、亡命時代にロシア語で書いた小説の謎
  • ドストエフスキー『賭博者』 文豪の三つの病、そしてルーレットと性愛と創作の関係とは?
日本文学・アフリカ文学・ギリシア哲学の扉
  • 鴨長明『方丈記』 達観していない作者、災害の記録―予想外の人間臭さの魅力
  • アチェベ『崩れゆく絆』 世界的ベストセラーに見る、アフリカ社会の近代との出会い ほか

<駒井稔の本>