家から、湯気が消えようとしている。
同窓会のあと、同級生のことが、少し好きになっていた。
犬は鳴く。犬は泣かない。
4月には、生涯取り戻せない忘れ物がある。
夜があかるくなって、見えなくなったもの。
最後の言葉は、さようならではなく、ごちそうさまだった。
季節は、はにかみながらやって来る。
スイカ1個を、食べきれる家族がいた幸福。
孤独がくれた想像の翼。
子どもは、悲しみを食べて成長する。〔ほか〕
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