第1章 お子さんの前で、やり方を「して見せて」いますか?
- 「する!」「自分で!」と叫んだとき、ひとりでできるようになりたかったの。―「ひとりでするのを手伝ってね!」と子どもは叫んでいます。それは、自立への第一歩なのです。
- 「できない」のではなくて、「やり方」がわからないだけなの。―どうすれば、自分でできるか、「やり方」を教えてあげましょう。
- できるようになりたいから、真剣に見ているよ。
- 「ことば」で言われてもわからないよ。
- 何度も失敗しながらできるようになるのだから、すぐに怒らないでよ。
第2章 幼児期特有の「敏感期」の見方がわかると子育てが楽しくなります
- 困るから必死で抗議しているのに。―「反抗期」という言葉で片付けないで下さい。
- いつもどおりに、やってよ。―「秩序感」という奇妙な感受性を理解しましょう。
- 輝いて生きてたいの!―「敏感期」のことがわかると、子どもがよく見えてきます。
- 楽しくてたまらない!
- おもしろくてたまらないよ!
- 手を使ってやってみたいよ!
第3章 子どもは動きながら学ぶのです
- これと、これと、同じ!―知性の働きの原点は、「同一性」と「区別」を見つけることです。
- 同じ物を集めよう。同じ物どうし合わせよう。較べよう、順番に並べよう。―分析、集合、対応、比較などして、数学的知性を働かせているのです。
- もう一度、もう一度、もう一度、もう一度…。
第4章 子どもには自分を成長させる「活動のサイクル」があります
- 自分で選んだのだから、やりぬくよ。―自分で選ぶ力こそ、人間の最高の品位です。
- 仕事中だから邪魔しないでよ。―大人の勝手な介入が、子どもを苛立たせるのです。
- ああ、スッキリした。おもしろかった!ぼく、いい子でしょう。
- お仕事、だいすき!
第5章 子どもが自分でできるような環境を整えてあげましょう
- ひとりでできるように道具を整えてよ!―使い心地の良さが、子どもを活動に誘い込みます。
- どこにあるかよくわかるよ。やり方もわかる!ちゃんとやれて、楽しいな!―自分で見て、考えて、選んで、自分のリズムでやって、自分で片付けることのできる環境を整えてあげましょう。
- わたしが、自分の行動の主人公よ!