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和歌のルール

出版社:笠間書院
単行本:166ページ
発売日:2014-11-04
分類: 和歌・俳諧 
キーワード: 和歌  ルール 
評価 3.8   読者数 2.6
和歌のルール
       

<マイリスト>

<目次>

第1章 枕詞(まくらことば)―それは古風な約束事の言葉、訳せないけれど、意味がないわけではない。
第2章 序詞(じょことば)―一見関係なさそうな事柄なのに、人の心に形を与え、わかった気持ちにさせてくれる。
第3章 見立て(みたて)―風景をありえないものに一変させる、言葉の力。
第4章 掛詞(かけことば)―自然と人間を二重化した、意外性の世界。
第5章 縁語(えんご)―作者がひそかに仕掛けた暗号。“隠れミッキー”を探せ!
第6章 本歌取り(ほんかとり)―古き良き和歌を味わいぬき、それを自分の歌の中で装いも新たに息づかせる。
第7章 物名(もののな)―物の名前を隠して詠む、あっと驚く言葉遊び。
第8章 折句・沓冠(おりく・くつかむり)―仮名文字を大切にしていた時代に、和歌を使ったパズルがあった。
第9章 長歌(ちょうか)―長歌は、思い出を長くとどめるための記念写真。
第10章 題詠(だいえい)―題詠は、変わらない真実を表そうとする試み。

<新聞書評>