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新聞書評
中世の貧民―説経師と廻国芸人 (文春新書)
著者:塩見 鮮一郎
出版社:文藝春秋
単行本:265ページ
発売日:2012-11
価格:961円
分類:
鎌倉
日本史一般
キーワード:
中世
芸人
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<目次>
1章 六根片端の男
つちぐるまの吸引力
中世の小田原宿
貴種の来歴
復讐と鎮魂の系譜
奇想世界『をぐり』の成立
2章 魅惑の倒錯
美人の特権神話
獣姦を特別視しない文化
道行の幻視
散所
陰陽師村・声聞師村
3章 中世の恋
盲目杖に咎はなし
乙姫もつよし、小萩もけなげ
無謀な求婚
なぜ人食い馬なのか
受難の放浪劇
人商人と中世奴隷制
4章 よみがえりの夢
鏡の里の女たち
逢うも別れもの関
清水坂の雑踏
四天王寺の摩多羅神
熊野から、お急ぎあれ
復讐譚で物語誕生
不具と不治の普遍
<新聞書評>
中世の貧民 説経師と廻国芸人 [著]塩見鮮一郎
(週刊朝日 2013/01/31)