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「絶筆」で人間を読む 画家は最後に何を描いたか

著者:中野 京子 
レーベル: NHK出版新書
出版社:NHK出版
新書:272ページ
発売日:2015-09-09
分類: ノンフィクション  絵画 
キーワード: 人間  画家  最後   
評価 3.6   読者数 2.8
「絶筆」で人間を読む 画家は最後に何を描いたか
       

<マイリスト>

<目次>

第1部 画家と神―宗教・神話を描く
  • ボッティチェリ『誹謗』―官能を呼び起こせし者は、消し去り方も知る
  • ラファエロ『キリストの変容』―バロックを先取りして向かった先
  • ティツィアーノ『ピエタ』―「幸せな画家」は老衰を知らず
  • エル・グレコ『ラオコーン』―新しすぎた「あのギリシャ人」
  • ルーベンス『無題』―「画家の王」が到達した世界
第2部 画家と王―宮廷を描く
  • ベラスケス『青いドレスのマルガリータ』―運命を映し出すリアリズム
  • ヴァン・ダイク『ウィレム二世とメアリ・ヘンリエッタ』―実物よりも美しく
  • ゴヤ『俺はまだ学ぶぞ』―俗欲を求め、心の闇を見る
  • ダヴィッド『ヴィーナスに武器を解かれた軍神マルス』―英雄なくして絵は描けず
  • ヴィジェ=ルブラン『婦人の肖像』―天寿を全うした「アントワネットの画家」
第3部 画家と民―市民社会を描く
  • ブリューゲル『処刑台の上のかささぎ』―描かれたもの以上の真実
  • フェルメール『ヴァージナルの前に座る女』―その画家、最後までミステリアス
  • ホガース『ホガース家の六人の使用人』―諷刺画家の心根はあたたかい
  • ミレー『鳥の巣狩り』―農民の現実を描いた革新者
  • ゴッホ『カラスのむれとぶ麦畑』―誰にも見えない世界を描く

<新聞書評>

<中野 京子の本>