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「正義」を考える 生きづらさと向き合う社会学

著者:大澤真幸 
レーベル: NHK出版新書 339
出版社:NHK出版
新書:296ページ
発売日:2011/01/06
価格:886円
分類: 社会一般  哲学・思想 
キーワード: 正義  生き  社会学 
評価 3.6   読者数 2.8
「正義」を考える 生きづらさと向き合う社会学
       

<マイリスト>

<目次>

第1章 物語化できない人生―「生きづらさ」の現在を考える
  • 蝉の八日目
  • 新しい傷
  • 物語化できない他者
第2章 正義の諸理論―サンデルからアリストテレスまで遡る
  • 功利主義―「量大多数」か「最大幸福」か
  • リベラリズム―普遍性こそ正義の条件
  • コミュニタリアン―共同体こそ正義の条件
  • アリストテレス主義―幸福こそ正義の目的
第3章 資本/国家/民主主義―物語はなぜ崩壊するのか
  • アリストテレスの盲点―快のパラドクス
  • アキレスと亀―“資本”のパラドクス
  • 絶対王権をめぐる謎―市民社会のパラドクス
  • sリート主義と民主主義―代表制のパラドクス
第4章 普遍的「正義」への渇望―リベラリズム再検討
  • イエスの奇妙な喩え話
  • 二種類の物神化
  • 知性の囲い込み
  • 分断される労働者階級
第5章 癒す人―正義と“普遍性”
  • マルクスはなぜホメロスに感動するのか
  • 何が普遍的連帯を可能にするのか
  • 人は運命を変えられるか
  • 「新しい傷」はいかに癒されるか

<大澤真幸の本>

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