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私とマリオ・ジャコメッリ―「生」と「死」のあわいを見つめて

著者:辺見 庸 
出版社:日本放送出版協会
単行本:113ページ
発売日:2009-05
分類: ノンフィクション  フランス文学  外国文学研究 
キーワード:      
評価 3.5   読者数 2.5
私とマリオ・ジャコメッリ―「生」と「死」のあわいを見つめて
       

<マイリスト>

<目次>

1章 白は虚無、黒は傷跡
  • スカンノの少年
  • 心と躯に刺青を彫りこまれる
  • 「想像への入り口」としてのモノクローム
  • あらかじめ詩人である男が見る異界
  • 化生
2章 「時間」との永遠のたたかい
  • 「時間の強制」からの離脱
  • 識閾から見る風景
  • 世界はそこに実在するのか
  • Partition
3章 生に依存した死、死に依存した生
  • 死にゆく者の側から撮られた風景
  • 「死」とむきあう空間のにおい
  • 「見ること」と「見られること」
  • 「死ぬのもむずかしいのよ」
  • 夜行列車(抜粋)
4章 資本、メディア、そして意識
  • 「無意識」に入りこむ資本
  • 映像と資本の腐れ縁
  • 資本はジャコメッリさえもとりこむ
  • 倒錯した状況のなかで
  • 解体
5章 解かれなければならない「謎」、解いてはならない「謎」
  • 謎と自由
  • 表現者はいかにして資本と権力から自由でありえるか
  • ジャコメッリという人間の手ごたえ
  • 帰結のむこうにはじまりがある
箱写真屋とジャコメッリ―あとがきにかえて

<辺見 庸の本>