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意志と表象としての世界〈1〉

著者:ショーペンハウアー 
レーベル: 中公クラシックス
出版社:中央公論新社
新書:369ページ
発売日:2004-08-01
分類: 西洋思想 
キーワード: 意志  世界 
評価 3.6   読者数 2.7
意志と表象としての世界〈1〉
       

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<目次>

第1巻 表象としての世界の第一考察―根拠の原理に従う表象、すなわち経験と科学との客観
  • 世界はわたしの表象である。
  • 主観と客観は直かに境界を接している。
  • 根拠の原理の一形態としての時間。世界は夢に似て、マーヤーの面紗に蔽われている。
  • 物質とは働きであり、因果性である。直観能力としての悟性。 ほか
第2巻 意志としての世界の第一考察―すなわち意志の客観化
  • 事物の本質には外から近づくことはできない。すなわち原因論的な説明の及びうる範囲。
  • 身体と意志とは一体であり、意志の認識はどこまでも身体を媒介として行なわれる。
  • 身体は他のあらゆる客観と違って、表象でありかつ意志でもあるとして二重に意識されている。
  • 人間や動物の身体は意志の現象であり、身体の活動は意志の働きに対応している。それゆえ身体の諸器官は欲望や性格に対応している。 ほか

<ショーペンハウアーの本>

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