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人口減少時代の土地問題 - 「所有者不明化」と相続、空き家、制度のゆくえ

著者:吉原 祥子 
レーベル: 中公新書
出版社:中央公論新社
新書:191ページ
発売日:2017/07/19
価格:836円
分類: 社会・政治  不動産 
キーワード: 人口減少  時代  土地  問題  空き家  制度  ゆくえ 
人口減少時代の土地問題 - 「所有者不明化」と相続、空き家、制度のゆくえ
       

<マイリスト>

<目次>

第1章 「誰の土地かわからない」―なぜいま土地問題なのか
  • 空き家問題の根源―森林・農村から都市へ
  • なぜ管理を、権利を放置するのか
  • 法の死角―あいまいな管轄、面倒な手続き
  • 下落する土地の価値―少子・高齢化、相続の増加
第2章 日本全土への拡大―全国888自治体の調査は何を語るか
  • 死亡者課税による“回避”―災害とは無関係の現実
  • 相続未登記、相続放棄の増加―土地に対する意識の変化
  • 行政の解決断念―費用対効果が見込めない
第3章 なぜ「所有者不明化」が起きるのか
  • 地籍調査、不動産登記制度の限界
  • 強い所有権と「土地神話」の呪縛―人口増時代の“遺物”
  • 先進諸外国から遅れた現実―仏、独、韓国、台湾との比較
第4章 解決の糸口はあるのか―人口減少時代の土地のあり方
  • 相続時の拡大を防げるか―難しい法改正と義務化
  • 土地の希望者を探せるか―管理・権利の放置対策
  • 「過少利用」の見直しを―新しい土地継承のあり方

<新聞書評>

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