第1章 日本最初の歴史書―『日本書紀』
- 全三〇巻の構成と記述―神代から四一代持統天皇まで
- 伝承と記録のあいだ
- 素材―公文書から外国文献まで
- 奈良時代史への入り口―『続日本紀』
- 英主、桓武天皇の苦悩―特異な成立
- 太上天皇への史臣評―『日本後紀』
- 秘薬を飲む天皇の世―『続日本後紀』
- 摂関政治への傾斜―『日本文徳天皇実録』
- 国史の到達点―『日本三代実録』
- 六国史後―「私撰国史」、日記による代替
- 卜部氏―いかに書き伝えられてきたか
- 出版文化による隆盛―江戸期から太平洋戦争まで
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