序章 都市国家とは―ギルガメシュの城壁
第1章 職業と身分の分化―シュメル版「職人尽」
第2章 時は力なり―暦と王朝表
第3章 交通網の整備―「下の海から上の海まで」を支配したサルゴン王
第4章 金属の利用―銀と銅
第5章 文字の誕生―楔形文字が結んだ世界
第6章 法の誕生―男と女のもめごとを裁くには
第7章 王の影法師―「ウルのスタンダード」は語る
第8章 詩を編む女、子を堕す女―女性たちの光と影
第9章 安心立命の仕組み―グデア王の釘人形
終章 歴史を築いた「相棒」―馬を見たシュルギ王