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フランス文学講義 - 言葉とイメージをめぐる12章

著者:塚本 昌則 
レーベル: 中公新書
出版社:中央公論新社
新書:240ページ
発売日:2012-01-24
分類: フランス文学  外国文学研究 
キーワード: フランス  文学講義  言葉  イメージ 
評価 3.9   読者数 2.4
フランス文学講義 - 言葉とイメージをめぐる12章
       

<マイリスト>

<目次>

第1部 知られざる英雄―ロマン主義と眼差しの詩学
  • 時間の中にいる人間―ジャン=ジャック・ルソー『告白録』
  • 自由と憂鬱―バンジャマン・コンスタン『アドルフ』
  • 不透明な“私”―スタンダール『パルムの僧院』
  • 社会の中に生きる人間―バルザック「金色の眼の娘」
  • 夢と覚醒―ネルヴァル「シルヴィ」
第2部 日常生活の発見―リアリズム以降の文学における憂愁の詩学
  • “行為”から“印象”へ―フロベール『感情教育』
  • 現代生活の詩人―ボードレール『パリの憂愁』
  • 日常の中の神話―ゾラ『ナナ』
  • 人口楽園―ユイスマンス『さかしま
  • 存在の耐えがたい奇妙さ―ヴァレリー「テスト氏との一夜」』
第3部 見えるものと見えないもの―二十世紀文学における写真の詩学序説
  • 「刺すもの」としての時間―ロラン・バルト『明るい部屋』
  • 写真の時間―プルースト『失われた時を求めて』

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