- 時間の中にいる人間―ジャン=ジャック・ルソー『告白録』
- 自由と憂鬱―バンジャマン・コンスタン『アドルフ』
- 不透明な“私”―スタンダール『パルムの僧院』
- 社会の中に生きる人間―バルザック「金色の眼の娘」
- 夢と覚醒―ネルヴァル「シルヴィ」
- “行為”から“印象”へ―フロベール『感情教育』
- 現代生活の詩人―ボードレール『パリの憂愁』
- 日常の中の神話―ゾラ『ナナ』
- 人口楽園―ユイスマンス『さかしま
- 存在の耐えがたい奇妙さ―ヴァレリー「テスト氏との一夜」』
- 「刺すもの」としての時間―ロラン・バルト『明るい部屋』
- 写真の時間―プルースト『失われた時を求めて』