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新潮選書 手妻のはなし 失われた日本の奇術

著者:藤山 新太郎 
出版社:新潮社
単行本:359ページ
発売日:2009-08-26
分類: 手品  落語・寄席・演芸  日本史一般 
キーワード: はなし  日本 
新潮選書 手妻のはなし 失われた日本の奇術
       

<マイリスト>

<目次>

第1部 呪術・宗教と娯楽の狭間―古代?平安、鎌倉、室町時代
  • 散楽以前の幻戯―卑弥呼の鬼道から修験道まで
  • 散楽―奈良時代の国立雑技団
  • 阿倍清明―科学としての陰陽道
  • 放下―布教がいつしか大興行へ
第2部 日本独自の民衆芸の誕生―江戸時代初期?中期
  • 三人のスターたち―古の伝内、都右近、塩屋長次郎
  • 手妻の誕生―娯楽芸としての発展
  • からくり人形―傀儡師の系譜
  • 伝授本―元禄期、庶民生活の底力
第3部 芸の質から興行形式まで、工夫と円熟―江戸時代後期
  • 小屋掛けと寄席の進出―華やかなりし文化文政の手妻興行
  • 柳川一蝶斎と「蝶」―単純芸を作り変えた画期的発想
  • 手妻の傑作「水芸」―究極のイリュージョンに
第4部 世界に名を轟かせた絶頂期―明治時代
  • 松旭斎天一の登場―頂点を極めた男
  • パリの万国博覧会―世界に羽ばたく蝶の芸
  • 江戸期からの脱却と新たなる波―日本文化の否定
第5部 失われゆく過程―大正、昭和、そして現代
  • 一世を風靡した娘太夫、天勝―美貌のネタッ子
  • 蝶のその後―そして昭和の手妻師たち

<新聞書評>

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