第1章 日々の営みのなかに根ざす誠心―感謝の思い、祈る心
第2章 自然を敬い、自然と共にあれ―「鎮守の森」に息づく日本の命脈
第3章 聖なるものへ近づくために―「禊ぎ」にこめられた清明正直
第4章 災厄から蘇る転換点―禍事を逆転に導く「祓へ」の効用
第5章 凛として、いまを生き切る―武士道精神と魂の帰る場所
第6章 海を越え、つながり合う―神道のもてなしの心と寛容性
第7章 守りつつ、切り拓く―神職たちの新たなる試みと挑戦
第8章 時空を超えて宿る神々―出雲、高千穂が紐解く神の座す場所
第9章 古くて新しい日本のかたち―熊野と伊勢に秘められた蘇りの力
第10章 崇高なる祈りの先にあるもの―宮中祭祀が映し出す永遠の祭