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「死体」を読む

著者:上野 正彦 
レーベル: 新潮文庫
出版社:新潮社
文庫:261ページ
発売日:2008-05-28
キーワード: 死体 
評価 3.6   読者数 2.7
「死体」を読む
       

<マイリスト>

<目次>

序章 現代ミステリーと法医学―森村誠一「精神分析殺人事件」の刺殺事件と、横溝正史の『犬神家の一族』の連続殺人に触発される
第1章 あの迷宮入り小説に真犯人がいた―芥川龍之介『薮の中』の刺殺事件を解剖する
付録 「薮の中」(芥川龍之介作)
第2章 探偵小説の原点とマスコミ報道―ポー『マリー・ロジェエの怪事件』の水死体を探る
第3章 文豪が書いた「性」と「死」―谷崎潤一郎『鍵』の性交死を研究する
第4章 日本史にみる毒の系譜―松本清張『日本の黒い霧』の毒殺死体に学ぶ
第5章 昭和史最大の謎の死体―矢田喜美雄『謀殺 下山事件』の轢死事件に挑む
終章 世界最古の法医学書と死者の人権―宋慈『洗冤録』の焼死体を看破する

<上野 正彦の本>