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小説を、映画を、鉄道が走る

著者:川本 三郎 
レーベル: 集英社文庫
出版社:集英社
文庫:360ページ
発売日:2014-10-17
価格:691円
分類: ノンフィクション 
キーワード: 小説  映画  鉄道 
小説を、映画を、鉄道が走る
       

<マイリスト>

<目次>

夜行列車の詩情と悲しみ―松本清張「張込み」のこと、奥田英朗『オリンピックの身代金』のことなど
列車で食べる弁当はうまい、列車から見える海は美しい―恩田陸『三月は深き紅の淵を』のこと、石井桃子『幻の朱い実』のことなど
思い立った時に汽車に乗る‐林芙美子の自由な旅―林芙美子『放浪記』のこと、つげ義春「海辺の叙景」のことなど
林芙美子は鉄道の旅が好きだった―林芙美子「房州白浜海岸」のこと、田宮虎彦『銀心中』のことなど
森林鉄道が走っていたころ―水上勉『飢餓海峡』のことなど
北海道から鉄道が消えてゆく―佐藤泰志『海炭市叙景』のこと、島田荘司『奇想、天を動かす』のことなど
戦時中も鉄道は走った―吉村昭『東京の戦争』のこと、加賀乙彦『永遠の都』のことなど
少年たちも鉄道に乗る―山本有三『路傍の石』、佐野美津男『浮浪児の栄光/戦後無宿』のことなど
高千穂鉄道への旅―内田百〓(けん)『阿房列車』のこと、内田康夫『高千穂伝説殺人事件』のことなど
幻想は鉄道に乗って―稲見一良「花見川の要塞」、中村弦『ロスト・トレイン』の幻の列車のことなど
路面電車でゆっくりと―永井荷風「深川の唄」、堀江敏幸『いつか王子駅で』のことなど
中央本線各駅停車に乗る楽しみ―井伏鱒二『荻窪風土記』のこと、松本清張『黒い樹海』のことなど
石炭を積んで鉄道は走った―五所平之助「挽歌」のこと、木山捷平「斜里の白雪」のことなど
忘れられない小さな駅とローカルの鉄道―鮎川哲也『沈黙の函』、島田荘司『海街 diary』のことなど
東北鉄道の旅―成田為三「浜辺の歌」のこと、つげ義春「リアリズムの宿」のことなど

<新聞書評>

<別版>

<川本 三郎の本>