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小山田圭吾の「いじめ」はいかにつくられたか 現代の災い「インフォデミック」を考える

著者:片岡 大右 
レーベル: 集英社新書
出版社:集英社
新書:272ページ
発売日:2023/02/17
価格:1078円
分類: 思想・社会 
キーワード: いじめ  現代 
評価 3.5   読者数 2.2
小山田圭吾の「いじめ」はいかにつくられたか 現代の災い「インフォデミック」を考える
       

<マイリスト>

<目次>

第1章 小山田圭吾は21世紀のカラヴァッジョなのか
  • 距離と想像力
  • 小山田圭吾とはどのような音楽家なのか ほか
第2章 「ロッキング・オン・ジャパン」はなぜいじめ発言を必要としたのか
  • 「ロッキング・オン・ジャパン」1994年1月号―「2ちゃんコピペ」の起源
  • 小山田圭吾は当初から記事に困惑していた ほか
第3章 「いじめ紀行」の枠組みを解きほぐす
  • 岡崎京子と1990年代のいじめ観
  • 「いじめ紀行」企画者のいじめ観―一面性と画期性の取り違え ほか
第4章 「いじめ問題」への囚われのなかで
  • 「いじめ紀行」を素直に読むことの難しさ
  • 「いじめ」概念の「現実創発性」 ほか
第5章 匿名掲示板の正義が全国紙の正義になるまで
  • エコーチェンバーからインフォデミックへ
  • 「2ちゃんコピペ」の誕生と「小山田祭り」 ほか

<片岡 大右の本>