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日本会議 戦前回帰への情念

著者:山崎 雅弘 
レーベル: 集英社新書
出版社:集英社
新書:256ページ
発売日:2016-07-15
分類: 政治入門  日本の政治 
キーワード: 日本会議  戦前回帰 
評価 3.7   読者数 2.9
日本会議 戦前回帰への情念
       

<マイリスト>

<目次>

第1章 安倍政権と日本会議のつながり―占領された内閣
  • 第二次安倍政権の発足と日本会議の役割
  • 重なり合う「日本会議」と「神道政治連盟」の議員たち
  • 慰安婦問題・南京大虐殺問題への日本会議の関わり
  • 中国の軍事的脅威をアピールする安倍政権と日本会議
  • 光を当てる地方紙・週刊紙・ネット言論と、光を当てない大手メディア
第2章 日本会議の「肉体」―人脈と組織の系譜
  • 「神道・宗教勢力」と「保守・右派勢力」の融合
  • 神社本庁と日本会議の深い関係
  • 日本会議とその前身/関連組織が行なってきた主な政治運動
第3章 日本会議の「精神」―戦前・戦中を手本とする価値観
  • 安倍首相と日本会議と天皇―「日本の国柄」の核心をなす存在
  • 「日本を取り戻す」―具体的には、何を「取り戻す」のか
  • 日本会議の思想の原点を物語る書物『国体の本義』と『臣民の道』
  • 戦前・戦中の思想と価値判断を継承した日本会議の活動方針
第4章 安倍政権が目指す方向性―教育・家族・歴史認識・靖国神社
  • 安倍首相と日本会議と教育改革―「愛国」「道徳」という名の政治教育
  • 安倍首相と日本会議と家族観―国民の内面に踏み込む 
  • 安倍首相と日本会議と歴史認識―大東亜戦争の肯定
  • 安倍首相と日本会議と靖国神社―「国に殉じた英霊」の理想化
第5章 日本会議はなぜ「日本国憲法」を憎むのか―改憲への情念
  • 安倍首相と日本会議が日本国憲法に示す「敵意と憎悪」の背景
  • 日本国憲法を「神道指令の恒久化」と見なす日本会議
  • 安倍政権と自民党の憲法改正案
  • 日本会議の改憲運動と「産経新聞」の憲法改正案
  • 憲法改正運動の最前線に躍り出た日本会議

<ブログ等>

<山崎 雅弘の本>