いい本のまとめ
多くの読者が高く評価しているおすすめの本と書評
  ベスト1000冊

勘定奉行 荻原重秀の生涯 ―新井白石が嫉妬した天才経済官僚

著者:村井 淳志 
レーベル: 集英社新書
出版社:集英社
新書:256ページ
発売日:2007-03-16
分類: ノンフィクション  江戸  日本史一般 
キーワード: 生涯  嫉妬  天才  経済  官僚 
評価 3.6   読者数 2.5
勘定奉行 荻原重秀の生涯 ―新井白石が嫉妬した天才経済官僚
       

<マイリスト>

<目次>

序章 評価分かれる荻原重秀
第1章 新規召出―出生、家族、幕吏への登用(十七歳)
第2章 延宝検地―「検地条目」の新規立案、新方式の検地で頭角を顕す(二十二歳)
第3章 代官粛正―わずか三ヶ月の会計調査で、勘定奉行を総退陣に追い込む(三十歳)
第4章 佐渡渡海―大規模排水工事で、佐渡に「近江守様時代」をもたらす(三十四歳)
第5章 金銀改鋳―「貨幣は国家が造るもの、たとえ瓦礫であっても行うべし」(三十八歳)
第6章 長崎会所―銅の輸出で、運上金と金銀流出阻止の一石二鳥を狙う(四十二歳)
第7章 増収模索―元禄の地方直し、東大寺大仏殿再建、富士山宝永大噴火(五十歳)
第8章 解任失脚―緊急避難の銀再改鋳、新井白石による弾劾、御役御免(五十五歳)
第9章 〓(ゆう)下断食―荻原重秀の死因は本当に自殺だったのか?(五十六歳)
終章 荻原重秀死去後のこと