- ウソついて手に入れたのに、おふくろは黙って見逃してくれた。その知恵の輪が僕の原点
- 貧乏が生きていくのに精一杯。リンゴの芯を拾って食べてたぐらい。でもおかげで本能が磨かれたの ほか
- 十六歳、何の当てもないまま、布団だけ持って上京。人生なんてどう転ぶかわからない。直感を信じれば何とかなるよ
- 生きていくことが第一だったから、職は何でもよかったの。今でも仕事は選ばない。僕を呼んでくれる舞台に立つだけ ほか
- 師匠だとは思っていないの。フィフティ・フィフティの関係。弟子たちに“半分”教えて、“半分”何かをもらってるから
- 弟子にマジックはあまり教えない。放っておいたほうが個性は伸びる。自分からダメになろうとする子は、誰もいないから ほか
第5章 おしゃべりマジック、わが人生
- 舞台でタネを明かすのは、お客さんに劣等感を感じてほしくないから。マジックなんてたいしたもんじゃない
- 「いんちきだー」って、子供にヤジられるのが、すごくうれしいの。目がいきいきと輝いてる ほか