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日本文学の大地

著者:中沢 新一 
出版社:KADOKAWA/角川学芸出版
単行本:238ページ
発売日:2015-02-24
価格:1728円
分類: 日本文学研究 
キーワード: 日本  文学  大地 
日本文学の大地
       

<マイリスト>

<目次>

源氏物語―権力のポルノグラフィー・「桐壷」より
万葉集―1 背中の後ろを流れる霊/2 越境するポイエーシス/3 ある「終わり」をめぐる歌・天皇の歌、ほか
新古今和歌集―幽玄の神秘主義・「仮名序」ほか
歎異抄―大地に知を棄てる・「第二条」ほか
東海道中膝栗毛―驚異的な軽薄・「初編」より
松尾芭蕉―人間の底を踏み抜く・「奥の細道」ほか
栄花物語―女が歴史を書くということ・「あさみどり」より
日本霊異記―国家を超えるカルマの法則・「下巻・第二十六話」より
蜻蛉日記―リビドーの裏地に描かれた女性文学・「天歴九年」より
雨月物語―「婬」の自然思想・「貧福論」より
太平記―1 イデオロギーとテクノロジーのカオス/2 カタストロフィの予兆・「人見本間討死の事」より
井原西鶴―1 恋する換喩/2 恋愛の純粋構造/3 崩れゆく可能世界・「好色一代男」より
大鏡―道長、擬制の成功・「道長・長徳元年」より
宇治拾遺物語―打ち棄てられ、地を這う「餓鬼」と「聖」・「清徳聖奇特ノ事」より
夜の寝覚―精神分析としての物語・「巻四」より
日本書紀―老獪なる国家建設の書・「推古天皇・十二年」より
近松門左衛門―人形、悲劇の化身「曽根崎心中」より
禅竹―中世的思考の花・「明宿集」より
謡曲江口―菩薩としての遊女・「江口・後場」より

<新聞書評>

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